J1リーグ第31節結果。そして優勝、残留争いし烈のJ1の行方
J1第31節が開催
試合結果
広島1-1浦和
鹿島0-2川崎
横浜FM4-2札幌
C大阪1-0湘南
磐田0-1FC東京
名古屋3-0神戸
仙台2-0清水
大分2-1G大阪
鳥栖1-0松本
この結果を受けて
J1リーグの順位はこうなった。
順位 クラブ 勝ち点 得失点
1位 FC東京 62 +20
2位 横浜FM 61 +37
3位 鹿島 59 +25
4位 川崎 57 +25
5位 C大阪 53 +12
6位 広島 51 +16
7位 大分 46 +4
8位 札幌 43 +5
9位 G大阪 38 0
10位 神戸 38 -4
11位 仙台 38 -6
12位 名古屋 36 -3
13位 浦和 36 -15
14位 鳥栖 35 -18
15位 清水 35 -24
16位 湘南 31 -24
17位 松本 30 -15
18位 磐田 25 -21
前節首位に立っていた鹿島が
ホームで川崎に敗れる。
ホームで敗れるのは開幕戦の大分戦以来
川崎のGK新井選手のセーブに
鹿島のゴールが生まれず
川崎は後半攻撃を仕掛け
FKで元鹿島の山村選手のゴール
2点目は途中出場長谷川選手のゴールで
2-0と難敵鹿島に勝利し
優勝争い、ACL圏内へ望みをつなげた。
首位に返り咲いたのはFC東京!!
長かったアウェー8連戦の最後
相手は残留争いのジュビロ磐田との対戦
後半11分
FC東京右サイド室屋選手がPA内で倒され
PKを獲得する。
キッカーはディエゴオリヴェイラが
決めてFC東京が先制する。
後半はジュビロの攻撃が多く
FC東京は後半中盤にかけて
守りの時間帯が続いたが
鉄壁の守備で磐田の攻撃を防ぎ
1-0で辛くも勝利を掴めた。
FC東京はアウェー8連戦で
4勝2分け2敗
アウェー8連戦で勝ち点を14をとれることが
出来た。
一方でジュビロ磐田は
16位以下が確定。
自力での残留が消え
次節によってJ2降格もある。
磐田はがけっぷちに追い込まれている。
3位の横浜FⅯは
ホーム三ッ沢で北海道コンサドーレ札幌と
対戦。
前半から横浜FⅯは3分、8分にゴールが生まれ
その後札幌に1点返されるが仲川選手のゴールで3-1
後半はPKで追加
札幌も鈴木武蔵選手のゴールで4-2になるが
試合は4-2で横浜FMが勝利
これで横浜FMは3連勝で2位に
浮上。
攻撃陣も
4得点と今J1のチームで
最も勢いのチームになっている。
15年ぶりの優勝へ近づいてきた。
優勝争いでは
FC東京、横浜FM、鹿島、川崎
この4チームに絞られた。
ただ川崎は1試合消化が多いので
もし次節FC東京が勝利すれば
川崎の優勝は無くなる。
したがって3チームに
自力での優勝の可能性がある。
特に2位横浜FMは
勢いあるチームだが
最後の2試合
川崎、そして首位FC東京と
優勝争いチームとの対決が残っている。
ここが優勝へのターニングポイントと
なっていきそうである。
ここで勝っていけば
横浜FMの15年ぶりの優勝が見えてくる。
3位鹿島は今節の川崎戦で敗戦したのは
大きな痛い敗戦でもある。
なかなか得点が奪えず
相手にゴールを許され
自分たちのサッカープレーが
上手く出来なかった敗戦の要因かも
しれないだろう。
また次節も上位の
サンフレッチェ広島であり
そのあとはイニエスタ、ビジャがいる
最終節はアウエーで
残留争いの
名古屋グランパスとの対戦が控えており
ここでアントラーズの試合運びが
上手くいかないと相手の思惑通りになって
敗戦してしまう可能性もある。
そうなってしまうと
優勝から脱落してしまう。
鹿島にとって1敗でも
負けられない状況である。
首位に帰り咲いたFC東京は
逆に追われる立場になってしまうが
次節から2連戦ホーム味スタで開催される。
湘南、浦和と残留争いをしている
チームと戦って
最終節は日産スタジアムでアウェー
横浜FMと戦う。
磐田戦でDF渡辺選手のケガで途中交代し
次節以降出られないであろう。
ただ、粘り強く守り
攻撃も強力なディエゴや永井など
選手層の厚みもあるので
次節湘南戦、浦和戦と
ホーム味スタでの勝利を抑えれば
初優勝へ大きく近づくに違いない。
変わって熾烈な
J1残留争いについて
残留王手になっている
神戸、G大阪は共に
敗戦となったが依然として
残留王手であり
残り3試合をみて
16位湘南との差は7
17位松本との差は8と
開いていることもあり
ほぼ残留に近い。
今節清水エスパルスに勝利し
次節勝てば神戸、G大阪と
同じくJ1残留がきまる。
そのベガルタ仙台以降の順位
12位名古屋グランパスから
17位松本山雅までが
激しいJ1残留争いになっている。
18位ジュビロ磐田は16位以下の
確定が決まっている。
この名古屋から松本までの
勝ち点の差は6
勝てば天国
負ければ地獄
の争いを残り3試合戦わなければ
ならない。
特に一番厳しい状況なクラブは
湘南、清水、浦和
この3チームが一番危険かも
しれない。
この3チームの共通点で
直近の試合で
勝利から遠ざかっている。
清水エスパルスは一時中位ぐらいに
いたのが4連敗で15位と転落
2015年J2降格を経験したシーズン以来の
4連敗である。
湘南も8月以降勝てておらず
更にここ最近では得点も生まれていない
浦和はACL決勝の日程もあり
2試合消化をしており
選手の疲労が見えている。
浦和にとって試行錯誤の11月にも
なっている。
名古屋、鳥栖は前節の勝利で
J1残留へ一歩前進に近づいている。
特に名古屋は勝ててないかったので
この勝利は大きな1勝だったかもしれない。
降格圏内の17位松本は鳥栖に敗れたが
16位湘南の勝ち点の差は1
15位清水の差は5と
逆転でのJ1残留は残っている。
次節は2位横浜FMとの対戦だが
上位の試合では勝ち点をしっかりとれている。
ホームアルウィンでの勝利で
降格圏を脱出したい。
残り3節のJ1
次節は2週間後の開催となるので
チームの戦術やけが人の復帰など
2週間後のJ1第32節が待ち遠しい。